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筋膜リリースって効果あるの??

こんにちは、Takamiです。

前回は、「脳を鍛えるには運動しかない!」についておすすめの本シリーズの記事を書きました。
おすすめの本シリーズ 脳を鍛えるには運動しかない!
運動嫌いの方でも、知識のある方は少しでも前進できる可能性を与えてくれる内容でしたね!

今回は、「筋膜リリース」というパワーワードについて個人的な意見も踏まえて書いていきます!
最近も多いですよね。
「筋膜リリースで痩せる」「筋膜リリースで部分痩せ」「筋膜リリースだけでいい」などなど。
そういった題名がニュースにもなり、有名になった時期もありました。
※筋膜リリースを否定する内容ではありません。
果たして、本当に効果があるのか?を個人的考えを含め深掘りしたいと思います!

一度は耳にしたことがある「筋膜リリース」という言葉。
理学療法科学的にいうと、Myofascial Release(筋膜リリース)とは筋膜の単なる伸張ではなく、筋膜のねじれをリリース(解きほぐす)することにある。
と記載されています。筋膜のねじれを解きほぐせて初めて「筋膜リリース」と言えるということですね。
また、筋膜とは皮膚下にあって脊椎動物の筋肉やその他内臓を結合・安定化し、包みこみ、分離する主にコラーゲン質の結合組織の膜(例えば腎臓と副腎を包むゲロタ筋膜)の総称です。
簡単にいえば、とても重要な役割を持つ器官ということですね!

それでは、今回の結論から
「筋膜」をセルフリリースするのは、難しい。血行が良くなったり、その周辺を刺激することでパフォーマンス向上は期待できる。

ここからは解説していきます。

参考文献:
筋膜リリースの効果の持続時間に関する検討
↑文献内では、セルフでのフォームローラーは用いておらず、徒手療法での筋肉の伸張性について検討しています。

結論でも書きましたが、
個人的な意見として、セルフで「筋膜」をリリースするのは難しいと考えています。
たしかに、フォームローラーなどを用いて自宅でもできるじゃないかという意見もありますが、それを本当にリリースと言えるでしょうか?
もちろん、「無理である」ということではありません。あくまでも難しいという話です。
なぜなら、「筋膜」がリリースされているかどうかなんて自分で確認出来ないからです。

仮説ではありますが、フォームローラーなどを用いてセルフケアをすることで、一時的にその部位を圧迫(血管を収縮)します。
その結果、圧迫を解除した部位の血管には、一時的に血流が促され血流改善するのではないか?と考えています。
多少の筋肉への刺激も、そこから派生されたものだと考えています。

つまり、「筋膜のねじれを解きほぐした」のではなく、圧迫や刺激によって血流を改善し、筋肉を多少刺激したということです。
これを世の中では、「筋膜リリース」だと言って大きく取り上げているのではないか?と感じています。

よって、フォームローラーなどを用いて「筋膜リリース??」を実施することで直接痩せるということはありません。
もしあなたがフォームローラーなどで痩せていると感じているのであれば、それは圧迫や刺激による血流改善、むくみ改善が大きいと思います。
またそれだけで体重が落ちるということも、ここでは否定しておきます。
そのセルフケアだけで体重が落ちたのではなく、単に食事管理なども行なった結果でしかありません。(摂取カロリー<消費カロリー)
皆さん、落ち着いてください。笑
騒ぎすぎです。。笑

冒頭でも書きましたが、「筋膜リリース」や「セルフケア」自体を否定しているのではありません。
むしろ、大歓迎です!
自分自身の身体と向き合い、ケアすることはとても素晴らしいことです。
ただ、「何のためにそれをするのか」の方が、もっともっと重要だよね、ということです。

食べたい物を食べ、動かず、フォームローラーのみ転がしているよりも、
しっかり栄養を選択し、適度に運動し、ストレッチなどでセルフケアする方が、結果近道だと思っています。

何度も言いますが、そのセルフケアは続けてください!

まとめ

・ほとんどの人は、セルフで「筋膜リリース」出来ていない。
・フォームローラーなどは主に、部位の圧迫と刺激によって血流改善、筋肉を刺激。
・痩せることとセルフケアは分けて考える必要がある。

それでは。