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長生きリスクとその対策とは?

こんにちは、Takamiです。

今回は、長生きリスクとその対策について書きたいと思います。

結論から述べると、医療の発達によって平均寿命は伸びているが、健康寿命までは誰も面倒を見てくれないといことです。

こちらをご覧ください。出典:令和2年版 厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える-

 

右肩上がりで、女性、男性ともに平均寿命は伸びています。
一昔前と比べても、延命治療の技術も伸びているので寝たきりの状態でも生き続けられる可能性は非常に高いです。
(裏を返せば、本人の意思に関係なく長生きする可能性が高いということです。)

仮に(例えばの話です)、
あなたの年齢は45歳だったとします。そして寿命が、90歳だったとします。
残りの寿命は45年です。
仕事を65歳まで続けるとして、あと20年は元気に働ける体力が必要です。
元気に65歳を迎えることができ、残りの寿命は25年あります。
(長いか短いかは人それぞれだと思います。)
健康にも気を遣いながら、70歳まであなたは元気で過ごすことができました。
あなたの身近な人で70歳の方を想像してみてください。
とても元気な方もいますし、そうでない方もいるかもしれません。
さて、残りの寿命も20年となりました。
20年という時間に比べて、あなたの体力はどうなっているでしょうか?

やりたいことし、行きたいところに自分の足で行けるでしょうか?

答えはありませんが、
ほとんどの方に45歳の時のような体力や元気は残っていないと思います。
(例外的に元気な方もいますが笑)

そう考えると、
寿命は90歳でも、健康的に色々出来る年齢は70代ということになり得ます。
この健康寿命が意味するのは、やりたいことをし、行きたいところに自分の足で行けるという意味です。
すると、あなたの健康寿命は長くて約25年,短い方で約20年もないかもしれません。

何が言いたいかというと、今後20年の過ごし方(いま現在)が、老後の健康寿命を決めるということです。

高齢者の方は口を揃えてこう言います。

人生なんかあっという間だ。

と。

年を重ねるごとに、時間の経過が早く感じるという方にも出会ってきました。
(その気持ち、若干分かってきました。笑)

そして、ほとんどの方が、

「やりたいことがあるなら、若いうちにやっとけ」

と言います。

おそらく、体力だけでなく気力の部分も大きいのではないかと思います。

ただ長生きすることが幸せなのではありません。
健康的にやりたいことが死ぬ直前まで出来ることの方ががより幸せを感じているような気がします。

そうは思いませんか?

いまは体力も気力もあるのでそこまで考えていないかもしれませんが、必ずやりたいことが出来なくなる時期が来ます。絶対です。

いまはやりたいことが特になくても、やりたいことが見つかった時に、いつでも動ける身体でいることはとても価値あることだと思います。

仮に、
老後に旅行やテニスなど運動をしたくなった場合に、体力の差は歴然です。
いまから約20年分を取り戻す方がどうかしています。笑

対策

運動は少しづつでも構わないので、続けましょう。
一般的には30代をピークに体力低下が始まりますので、向上を目指しつつ維持を心がける気持ちで構いません。
僕のジムで出会う人達は、皆さんとても輝いています。
(実際、かなり体力が向上した人もいます!)
家族や友人は老後も色んな場面でお世話になると思うので、時々会ったりご飯に出かけましょう。
毎日ストレスを溜めたままにせず、誰かに話たり自分の時間に目を向けましょう。

僕自身は、
運動(肉体的)だけでなく、心のケア(精神的)、人とのコミュニケーション(社会的)も大事にしながら老後を迎えたなと思います。

あなたはどうですか?

それでは。