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睡眠不足は体重にどんな影響をもたらすか?

こんにちは、Takamiです。

前回は動物性たんぱく質と植物性たんぱく質ってなに?の記事を書きました。
まだ読まれていない方はぜひご一読くださいね。
動物性たんぱく質と植物性たんぱく質ってなに??

少し記事の投稿をお休みしておりました。すみません。
今回は睡眠不足は体重にどんな影響をもたらすか?について書いていきます!
特に読んで頂きたい方は、平日は寝るのが遅く、休日は朝遅くまで寝て(寝溜め??)しまうという方です!
普段しっかり寝れている方もお付き合いください。

どうでしょうか?
あなたは眠れていますか?

(寝ていない方はいないと思いますので、全員Yesですよね?)
では、しっかりと睡眠出来ていますか?(5時間未満は短いという認識で)
ドキッとされた方は、運動や食事よりもまず睡眠の見直しから行う必要がありそうです。

日本内科学会雑誌 第100巻 第 4 号・平成23年 4 月10日
一週間以上の短時間睡眠により、交感神経の亢進、夕方のコルチゾールと成長ホルモンのレベルの増加、甲状腺刺激ホルモン、食欲抑制作用のあるレプチンの低下、食欲度増進作用のあるグレリンの増加があり、これらのホルモン変化によりエネルギー摂取の増加、エネルギー消費の低下が起こり、体重増加に至る。(抜粋)

わかりやすく言うと、
寝る時間が短い人は、出てほしいホルモンが出ず、出てほしくないホルモンが出ますよ。
その結果、体重が増える可能性が高いですよ、と言うことですね。

しっかり寝ない→食欲増加→食べる→体重が増える→動きたくない→カロリー消費しない
といった悪事循環に突入する可能性があると言う話ですね。
※これは、あくまでも短期間の研究なので長期的に影響するかは別問題。

個人的な意見としては、
短期でも長期でも、睡眠不足はパフォーマンスの低下につながりますので、まず見直す部分かなと思います。
(夜のYouTubeやNetflixなどなどの動画が大好きな皆さんも、ね!!
僕も動画は好きですが、睡眠時間確保が最優先事項なので時間を決めています。
だから、なかなかドラマは進みません。
(夜ふかししてまで、韓国ドラマを観てる場合ではないですからね、ね!!

話を戻しますね。
睡眠時間の影響する因子としては、喫煙、飲酒、運動不足、長時間のテレビ聴視、通勤時間の長さなどなどです。
また、糖尿病、心疾患、精神疾患、不眠などの睡眠障害なども短時間睡眠の原因となります。
(要注意ですね。)
肥満は、閉塞性睡眠時無呼吸症候群等にも影響しますので危険です。

全米の運輸業務にたずさわる406例の運転手を対象とし睡眠時間の記録を行った研究では1週間一日平均5時間以下の睡眠時間の被験者と、重度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群症例は,客観的眠気の指標であるmultiple sleep latency testで、ともに平均 6 分で入眠、眠気に対し同じ程度の影響があり、睡眠時間が1週間一日平均5時間以下は対象例の13.5% に認められ、重度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群症例は対象例の4.7%であり、短時間睡眠は閉塞性睡眠時無呼吸症候群の3倍であり、短時間睡眠の対策の重要性が指摘されている。
参考:Pack AI, et al : Impaired Performance in Commercial Drivers Role of Sleep Apnea and Short Sleep Duration. Am J Respir Crit Care Med 174 : 446―454, 2006.

脂質学専門誌『The Journal of Lipid Research』掲載の論文によると、寝不足が5日続くだけで空腹の合図が正常に出されなくなり、代謝が乱れることもあるとか。

海外での研究では、BMIとして約7時間眠る人が最も低く、睡眠時間が長くても短くてもBMIは高くなるんだとか!7〜8時間あたりが低い傾向にあり、3時間未満は最も高い結果に。。
ちなみに、10時間でもBMIは高い結果に。

「適切な睡眠」大事ですね!!

まとめ

・睡眠不足(5時間未満)は、体重増加に影響する可能性がある。
・睡眠不足は、ホルモンバランスを乱すので食欲増加につながる可能性がある。
・約7時間寝るために、何時に就寝するのがベストは考える必要がある。

それでは。