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EMSで筋肉はつくの??痩せるの??

こんにちは、Takamiです。

前回は、むくみって何ですか??について記事を書きました。
記事を読んで頂いた方、もう「むくみ」知らずですね!!
むくみって何ですか??

今回は、時々頂く質問で、「EMSで筋肉はつくの??痩せるの??」についての内容となります。
気になっている方も多いかもしれませんので、要チェックですね!

※あくまでもEMSを否定する内容ではありませんし、必要な方にはとても良いモノです。

それではさっそく内容へ。

参考資料:
SIXPAD STATION

骨格筋細胞に対する機械的伸展刺激の影響に関する研究

ここ10年ぐらいで一気に加速したEMS
一度は使ったことがある、使ってみたいなと思ったことがある人はいるのではないでしょうか?
(家のどこかに封印されているなんて人も….)

EMSは「Electrical Muscle Stimulation」の略語です。
微量の電流によって筋肉の収縮を行い、電気信号を外から送る機器のことですね。
貼るだけで「ピクピク」したり「ビリビリ」したり電気を送れる優れものです。

ただし、市販の機器は安全性を顧慮しているので電流の強さにもある程度限界があります。
医師免許も要らず、一般の方でも手に取りやすいことは評価できる点かなと思います。

では、このEMSは「筋トレ」と呼べるのでしょうか?
個人的には「筋トレ」とは呼べず「筋刺激」と呼ぶべきかなと思っています。

EMSが必要とされる方としては、何らかの影響でカラダの筋肉が弱ってしまった、あるいはリハビリで使用するなど。
宇宙飛行士が宇宙での筋肉維持のために使うこともあるとかないとか。
いずれにしろ、対象となるのは運動したくても出来ない方や全く運動をしない方なのかなと感じます。

一般の方がEMSを使用する目的としては、アレをつけるだけで腹筋バキバキ、筋肉モリモリを想像されているかもしれません。
が、EMSだけでその目的を達成することは難しいです
(効果に関するエビデンスもありますし、全く意味がないということではありません。)

筋肉を増やしたり、より健康になるには、普通に筋トレをしたり、有酸素運動でホルモンの分泌を促す方が遥かに早いと思います。
というのも、筋肥大には微細な筋繊維の損傷が修復するという工程が必要になるため、電気でピクピクさせるよりも大きくカラダをストレッチさせて収縮させるレジスタンス運動の方が重要です。重いモノを持ち上げたり、マシンを使ったトレーニングが何倍も効果的だと思います。

ですので、EMSだけでカラダがバキバキを想像するのではなく(部分痩せを目指すのではなく)、全身運動でより健康的なカラダを目指す方が結局近道だったりします。

僕自身はこれまでもこれからもEMSのみに頼ったりするつもりはありません。

まとめ

・EMSとは、微量の電流によって筋肉の収縮を行い、電気信号を外から送る機器のこと
・EMSは「筋トレ」とは呼べず「筋刺激」と呼ぶべき
・EMSを必要とされる方もいる。(エビデンスもある。)
・EMSだけで「部分痩せ」を目指してはいけない。(筋トレや有酸素運動を)

本当にあなた自身に必要なモノか、判断してご使用くださいね!

それでは!