blog

食事誘発性熱産生とは?

こんにちは、Takamiです。

今回は、食事誘発性熱産生について書きたいと思います。

前回までの内容ともつながってきますので、まだ読まれていない方は過去の記事をご覧ください。
一日3食、普通の食事で痩せますか?

食事をした後、個人差はありますが体が熱くなりますよね?
それが食事誘発性熱産生です。またの名を、DITと表記します。
(DIT: Diet Induced Thermogenesis)

食事をすると、体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって放出されます。
そのため食事をした後は、安静にしていても(運動をしなくても)代謝量が増えます。

人の身体は凄いですよね。

一日の総エネルギー消費量は、
基礎代謝  約60%
身体活動量 約30%
食事誘発性熱産生 約10%

基礎代謝には、筋肉が大切ですと触れました。(約2割)
食事は大切です。でもその前に

食事誘発性熱産生には、もちろん食事が関わってきます。
一日3食の方であれば、ダイレクトに3回関わってきます。
侮ってはいけません。笑

身体活動量が約30%を占めているので、ここでは個人差が大きくなります。

食事誘発性熱産生に話を戻します。
ここでの消費量は、個々の身体に依存するのではなく、食事つまり栄養素に依存します。
栄養素とは、たんぱく質、糖質、脂質のことです。

摂取エネルギーによって、消費エネルギーが変わってきます。
それぞれ栄養素のみで摂取した場合ですが、
たんぱく質 30%
糖質    6%
脂質    4%
と差があります。

かなり違いますね。
ただ、通常の食事ではこれらが混同していますので、だいたい10%程度が消費エネルギーとなります。
割合が変われば、%も変わってきますので、やはりたんぱく質は欠かせません。
寒い冬こそたんぱく質が重要な理由はここにあります。

ちなみに食事の摂り方として、よく噛まずに飲み込んだり、流動食だけを摂る場合に比べると、
よく噛んで食べる方が食事誘発性熱産生は高くなるともいわれています。

はい、よく噛んで食べましょう!笑

大切なことは、

・たんぱく質を多めに摂る。
・ゆっくりよく噛んで食べる。
・身体活動を怠らない。

この3つだけでも意識しましょうね!
(特に冷え性の方は意識しておかないと)

じゃあ、おすすめの食事は何?
という質問が飛んできそうなので、3つだけ。

鶏肉入り豆腐チゲ鍋
ブリの照り焼き
おでんのアツアツ玉子

こちらですね。

好き嫌いもあると思いますので、
好みにアレンジしてみてください。

間食でおすすめしたいのは、するめです。
よく噛まないと食べれませんし、ほとんどたんぱく質なので!

まとめ

食事誘発性熱産生は消費エネルギー全体の約10%
栄養素に依存し、たんぱく質で30%
食事はよく噛んで食べる方が良い

それでは。