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気をつけたいヒートショック

こんにちは、Takamiです。

今回は、気をつけたいヒートショックという内容で書きたいと思います。

前回は汗についての内容でしたが、まだ読まれていない方はチェックをお願いします。
汗をかけば痩せる?

さて、今回はヒートショックがテーマです。聞いたことがある方も多いかもしれません。
特に寒暖差の激しい冬場に多いため、注意喚起のためにまとめてみます。

ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が上下に大きく変動することで起こる健康被害のことです。
場合によっては、急死に至る危険な場合もあり、冬場に多い被害とされています。

実は、大阪での学生時代に銭湯でアルバイトをしていた経験があります。
その頃、巡回やお湯の温度調整、アメニティの交換などが主な業務でした。
巡回をしている際、実際に倒れる方や立ちくらみを発症する方を何人も見てきました。
特に多かったのが、露天風呂、サウナ付近です。冬に多かったことも記憶しています。
やはり気温変化が起きやすい場所は危険だと理解し、未然に声かけをするなど心掛けてきました。
振り返ってみると、倒れる方には年齢など関係なくご年配の方から若い方まで様々でした。
ヒートショックによる心臓や脳への影響もそうですが、倒れた時の外傷(頭を打つなど)はかなり危険だと多います。

そんな現場も経験してきた僕の意見ですが、大丈夫だと思っている人こそ注意して欲しいなと思います。

ちなみに、僕はパーソナルジム開業にあたってBLS講習も受講しています。
※BLSとは、Basic Life Supportの略称で、心肺停止または呼吸停止に対する一次救急処置のこと。
人工呼吸を含む心肺蘇生およびAEDの操作まで幅広く対応出来るようになりました。
(学生時代にも、授業では習っていたのですが。)
自分を守ることはもちろん、会員さまや他人を守るためにも必要な講習だと思います。

話を戻します。
それでは、原因と対策についてです。

原因

誰にでも起こりうる被害ですが、傾向があります。
・65歳以上の高齢者
・高血圧や糖尿病、不整脈等の持病がある人
・肥満の人(食事に塩分が多い人など)
・浴室、脱衣所に暖房設備がない
・熱いお風呂が好き(42度以上など)
・飲酒直後にお風呂に入る
・お風呂が長い(湯船に30分以上など)
などなど

以上のような原因から、

対策

・自身の健康管理、食事管理(塩分やアルコールを控えるなど)
・家の中で寒暖差が起きないようにする
・お風呂の温度は、38〜40度程度にする
・水分補給してからお風呂に入る
・いきおいよく湯船からたちあがらない
・お風呂からいきおいよく出ない、いきおいよく立ち上がらない
・身体の末端から暖めてお風呂に浸かる(かけ湯をする)
などなど

何度も言いますが、
誰にでも起こりうる被害です。
自分だけを守るためではなく、大切な家族や友人などにも気をつけるよう注意してあげてください。
大丈夫だよ!と言っている人ほど危ないので。

起こりうる現場としてお風呂を例に挙げましたが、
寒い日の廊下やトイレ、寝室などどんな場所でも起こります。

自分の部屋の気温差が激しくないか、出来る対策はないかなど是非この機会にご確認くださいね!

それでは。