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女性は特に気をつけて!体重50kgという幻想

こんにちは、Takamiです。

前回は、いくつになっても筋肉を増やすことは出来ますか?について記事を書きました。
いくつになっても筋肉を増やすことは出来ますか?
いつも読んで頂いているあなたはすでに知識マッチョになっている?かも。笑
いつもありがとうございます。

今回は、特に女性に多い「体重が50kgならOK」という謎の幻想について掘り下げていきます。

結論からお伝えすると、
女性の誰しもが50kgが適正体重なはずがなく、その人のあった適正体重があります。
つまり、50kg以上か以下かで一喜一憂するのはやめましょう。

それではさっそく内容へ!

参考資料:厚労省(日本人の食事摂取基準2020年度版)
日本人の食事摂取基準2020年度版

どうでしょうか、女性の皆さん?
自分の体重が50kgに近いか遠いか、判断基準にされたことはありませんか?

それが悪いと言っている訳ではありません。
身長も生活環境も基礎代謝も個々で違うのに比較するのはいかがなものかな?と思っています。
例えば、
身長150cmの人と身長170cmの人が同じ体重である必要もなく、それだけを人と比べる必要も全くありません。

BMIという基準を聞いたこともある人は多いかもしれませんが、
体重÷身長(m)×身長(m)で計算されるもので、あくまでも参考ですが目標とする数字があります。

こちらです↓

年齢によっても基準は変わりますのでご注意を。

基準値を大きく上回ることもそうですが、下回りすぎることにも注意する必要があります
BMIが26も危ないですが、17というのもまた危ないということです。(極端な太り過ぎ、痩せすぎのことですね。)
若年女性の低体重は骨量低下をきたしやすく、将来の骨粗鬆症のリスクも高くなるという研究もあります。

ただし、BMIだけを参考に体重管理をするのもオススメは出来ません。(あくまでも参考値です。)
なぜなら、BMIは体重と身長が分かれば求めることが出来ます。
極端な食事制限をすれば体重は落ちますが、そんな方法でBMI値を調整したところで健康的でもなんでもありません。
基礎代謝や筋肉量は維持しつつ、無駄な体脂肪を削っていく作業が好ましいと言えます。
特に注意して欲しいのは女性です!!
なぜなら、一般的に男性との筋肉量には差がありますし、一度落としてしまった筋肉を取り戻すのは大変なことだからです。

どちらかというと、BMIを基準にした方がいい(体重を気にした方がいい)のは男性の方かもしれませんね。
あとは、腹囲なども。。。
あなたは大丈夫ですか?

僕自身が提唱するのは、女性は体重ばかりを気にしすぎずに体型(見た目)や姿勢の改善、食習慣やストレスのコントロールする方が何倍も重要です。
(あくまでもBMIは基準で、体重の増えすぎには禁物ですが。)

昨今、特に10代、20代の女性に「細ければ細いほど良い」とされている風潮にありますが、
成長ホルモンのバランスや骨量低下のリスクを考えると怖い考え方だなと思います。
(どんな体重、シルエットが美しいと感じるかは自由ですが。)

男性も女性も結局健康的な方が魅力的に見えます。(僕個人は、ですが。笑)

ですので、
今日から、体重50kgという幻想は捨てて、他人と比べず昨日の自分、去年の自分と比べましょう!

それでは。